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無印良品のワーキングチェアがおすすめな理由3つ

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一級建築士のくるみです。(twitterはこちら

今、お家で机に向かって仕事や趣味をする人が増えていて、自分に合ったデスクやチェアを探してる人もめちゃくちゃ多いですよね。

私自身もデスクワークが多く、色々なチェアを試してきましたが、最終的にたどり着いたのが「無印良品 ワーキングチェア(2009)」だったので、おすすめな理由とともにご紹介したいと思います。

おすすめな理由

1.座面をめちゃくちゃ低くできる

この製品、座面高さを39cmまで下げることができます。(最高高さは49cm。)

一般的に流通しているオフィスチェアは、座面の低いもので40cm~47cm、高いものだと43cm~50cmくらいの調整幅の製品がほとんど。

デスクの高さと座面の高さの関係なんて話題はひとまず置いておいて、「イスに座った状態でかかとが床にベッタリ着くかどうか。」これが最重要ポイントです。

ちなみに、私は身長165cm。デスク高さ68cm&座面高さ39cmで使用しています。作業内容によっては座面を高くしたりして調整しています。

どんなにハイスペックなゲーミングチェアだとしても、床にベッタリ足が着かないイスは長時間座ると疲れます。断言します。

2.背もたれの高さが絶妙

デスクでの作業以外にも就寝や食事などの多用途で部屋を利用する場合、デスク下収納時に存在が消えるチェアがベストです。

無印良品のワーキングチェアの背もたれは腰以上、背中未満って感じで絶妙に体をサポートしてくれます。また、座面を低くできることも相まって、収納時はかなりコンパクトです。

ハイバックのチェアって憧れますが、部屋への圧迫感が半端ないんですよね。

6帖~8帖の部屋の場合、壁に向かってデスクを配置するとチェアが部屋の中央付近にくることになるので、でかい背もたれはやはり邪魔ですよ。

3.肘置きがオプション

肘置きは不要なら最初から無い方が良いです。(下手に付属してこない方がうれしい。)

肘置きが大きいと、チェア自体をデスク下に収納できなかったり、足が窮屈になったりと弊害もそれなりにあるので、慎重に検討すべきポイントです。

私は、160°くらいバッカーンと足を開くガニ股スタイルになったりと、姿勢を変えながら座りたいので、あえて肘置きは付けていません。

やっぱり欲しくなったら、買えばOK。

残念な点

1.品質なりの価格はする

ミニマルなデザインで、座面と背もたれのウレタンもしっかりしていて、強度が必要な箇所にはしっかりとスチールを使用、チープ感の出ない素材と塗装の工夫などなど…分かる人には分かる工夫が随所にある分、価格はミニマルではありません。

パッと見は超低価格帯の事務イスと変わらないかも知れませんが、価格なりの品質はあると思います。

2.自分で組み立てる必要がある

この製品は、梱包から取り出して、自分で組み立てる必要があります。

ただし、パーツ数も少ないし、一人で簡単にできるので心配はいりません。

輸送コスト等の問題もあり、最近の家具は自分で組み立てるものが主流ですね。人によってはご褒美かも知れませんが。

まとめ

無印良品って、ほんと痒い所に手が届く製品が多い。私自身も建築というモノづくりの一端を担う身なので、見習う部分が多くあるワーキングチェアでした。

以下の点をメリットとして感じる方には非常におすすめできる製品です。

  • 座面が39cmまで低くできるチェアは無印良品だけ
  • 背もたれが高すぎずコンパクトに収納できる
  • 肘置きは不要なら最初から付いてない方が良い

特に座面が低くできることについては、確実にあるニーズなのに他社にはできない唯一無二の特徴なのです。

あと、これは内緒のことですが。ネットストアで買うと送料がかかるのに、Amazonだと同じ定価で送料無料なんです。内緒ですよ。

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